更新年月日・2012年12月18日




やる気みなぎる瀬谷の子たち アビリンピックに参加!

 〜一貫した指導の成果〜

今年は、オリンピックイヤーでしたが、似た名前のアビリンピックをご存じでしょうか。そうです、障害者技能五輪です。障害のある方が、身に付けた様々な技能を競い合う大会で、地方大会優勝者は全国大会に出場し、更に、日本一に輝くと世界大会出場となります。

近年、歯科技工や設計などの種目に加え、ビルクリーニングや喫茶サービス,オフィス事務関連業務など、知的障害者が取り組んでいる仕事内容から、新たな種目が加わりました。

本校では、授業で使う教材の準備や片付け、使った場所の整備や清掃などを児童生徒自身で行うことを全校で取り組んでいますが、こうした一貫した指導が、確実に子どもたちの力となっています。例えば、自ら準備することで見通しをもつ手がかりとなり、落ち着いた授業や生活ができるもととなっています。更に、友だちの様子を見て協働することができ、できたことが自分でも確認しやすくなり、褒められ自信をつける機会にもなります。そして周りの人とのつながりや喜びを感じることができます。これらの学びの延長線上に、高等部でのアビリンピック出場があります。従来は、縫製(ミシンを使って指定の作品を仕上げる。)に参加していましたが、今年度から、新たにビルクリーニングに参加することになりました。

今までは、教員が清掃技法研修を受けて児童生徒に指導してきましたが、昨年、本校高等部生徒が直接プロ(ビルメンテナンス協会加盟企業)から学ぶ機会をいただき、今年度は、大和南分教室の生徒がプロの指導を受け、アビリンピック出場をめざしました。

出場したのは高等部の一部の生徒ではありますが、そこから、全校の児童生徒に日頃から指導しておかなくてはいけないポイントを知ることができました。例えば、机の上でアイロンをうまくかけるには、机の上の整理や左右の手を上手に使う経験を積むこと、清掃を安全に行うには、身のこなしや周囲への注意が必要なこと、競技時間に耐えうる体力をつけることなどです。

今年出場した選手は、目標に向かって学習し、大会出場できたことに達成感を持ち、特に、1年生の参加者は、「来年は金賞をめざす。」と新たな目標を見つけていました。今後も、全校児童生徒、それぞれの段階に応じた目標を設定し、豊かに社会で生き抜く力をつけていかれるように、励まし合ってがんばりましょう。

                                           (校長 鈴木 友紀恵)



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