更新年月日・2013年7月16日




地域で豊かに生きる!本格始動

梅雨に入っても雨の少ない日が続いていましたが、雨が続いたと思ったとたん、中学部授業参観の日に、「梅雨明け宣言」。例年は、梅雨明けとともに夏休みとなっていましたので、こんなに早い梅雨明けに、終業式までの間、暑さに十分慣れていない身体を少しずつ慣らし、猛暑の夏を乗り越えられるように配慮して指導をして参ります。

さて、今年度の文部科学省の予算を見ても、インクルーシブ教育システムが本格的に動いてきたという感じがいたしますが、書物で取り上げられる内容も就学指導のありかたをはじめとして、通常の学校で教育を受けることを基本とするシステムが研究されています。

当校でも、地域の学校での学びを支援する取り組みに力を注いで参りましたが、東日本大震災を契機に、当校に在籍する児童生徒が、地域(居住地)に生活の根を生やすことの大切さを再認識しているところです。

居住地交流や転校といった在籍する当校から居住地の学校で学んでいく取り組みを進めるには、ていねいな耕しが必要なことではありますが、夏休みのような長期休業は、お子さんの調子を見ながら、地域の活動に参加させていくチャンスでもあります。

ある町の連合自治会長さんから、「障害のある方が避難訓練に参加することがないので、どのように配慮したらいいのかわからない。」というお話を頂き、昨年の秋、瀬谷北部地区の避難訓練に参加してみました。参加されている方の多くは、何らかの役をされている方が中心で、これでは障害当事者や家族は参加しにくいという実感を持ちました。横浜市では、黄色と緑のバンダナを巻こうという取り組みが社会福祉協議会を中心に進められています。折角の取り組みが実を結ぶよう、地域の民生委員さんなどにご相談いただき、いざというときに一人で困らないような仕組みをみんなで考えていきたいものですね。まずは、学校のあるこの地区から取り組めるよう、今年度の避難訓練には、担当部署の教員も参加し、今後の連携について具体的に考えていきます。

現場実習に生徒を送り出すときに、自ら進路を開拓する力強さを生徒に感じますが、自ら一歩を踏み出すことの厳しさ、たいへんさを乗り越えて、実習終了後には、みなさんそれぞれの達成感や学校の居心地の良さを表現して、いい顔をして戻ってこられます。それと同様に、それぞれ可能なところから、少しずつまわりの理解者、協力者を広げていけたらいいですね。もちろん、日頃の通学の取り組みは、理解者を増やす絶好のチャンスになっています。通学支援ボランティアをはじめ、学校周辺の取り組みを、みなさんの居住地に広げていかれるよう、学校の役割の一つとして進めて参ります。

遅くなりましたが、せや連携支援室に作業療法士(OT)が配置になりました。週3日の非常勤です。お子さんの日常生活動作で気になっていることについて、今まで同様、担任とご相談いただき、必要な場合に担任からOTに相談し、一緒に考えていくことになります。詳しくは、ご紹介の中でお知らせします。

長い夏休みを迎えますが、目標を決めて、有意義に、そして、元気にお過ごしください。

                                           (校長  鈴木 友紀恵)


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