更新年月日・2013年10月18日




日々の経験を大切に

10月12日(土曜日)・13日(日曜日)に行われた学習発表会には保護者の方々をはじめ、関係施設や地域の方々等多くの方々にご来校いただき、児童生徒の発表に大きな拍手を送ってくださり本当にありがとうございました。9月の残暑厳しい中、またイレギュラーな日課が続く中、児童生徒たちが練習や準備に精いっぱい頑張った成果を当日は思う存分披露することができ、充実感や達成感を味わうことができたのではないかと思っています。

さて、この大きな行事が終わり、次は小中学部では宿泊行事、高等部では実習というあらたな行事が待っています。もちろんそれぞれの行事をこなす中で貴重な楽しい思い出を残すことも大切なことですが、さらに「自立と社会参加」という大きな目標に向かって取り組む学習としてもとても大切な行事となります。

話は突然変わりますが、夏季休業中に本校で保護者や地域の方を対象にした公開研修会が4回行われ、そのうちの1回のテーマが「くらす・たのしむ・はたらくを支えるキャリア教育」でした。ご存じのように学校教育における「キャリア教育」の大切さが叫ばれ始めてすでに10年以上が経過しますが、「キャリア教育」と聞くと何か難しく目新しいことを始めるのではというイメージを持たれる方が多いのも事実です。

しかし、講師の渡邉氏(前金沢養護学校副校長)の話の中にもあった通り、子どもたちの一つ一つの身近な経験(キャリア)を大切にしながらその経験の積み重ねに意味や系統性・一貫性を持たせて子どもたちを成長に導いていくことがキャリア教育の根幹だと私も思っています。研修会後のアンケートで参加された方々からも「以前はキャリア教育という言葉自体よくわからなかったが、研修を終え日常生活でできることがたくさんあると気づいた」「キャリア教育=進路(指導)のことと思っていたが、生きていくための手段や考え方を学ばせることなのだとわかった」等の感想をいただきました。

これから予定されている宿泊行事や実習等についても、まさにキャリア教育というフィルターを通してみると、宿泊行事では「自分のことは自分でする。先のことに見通しを持つ」=将来設計能力、「公共施設の利用をする」=情報処理能力 等、実習については「自分の進路について考える」=意思決定能力や「仲間と協力する」=人間関係形成能力 等々、様々な角度から育てたい力を捉えることができるのではないかと思います。

今後も学校だけでなくご家庭や地域の方々とも連携した「瀬谷養護学校のキャリア教育」を実践していきたいと思いますのでご協力どうぞよろしくお願いします。

                                           (教頭  安藤 徹)


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