更新年月日・2014年1月20日




視野を広くして

新年、明けましておめでとうございます。

2014年、「午(うま)年(どし)」がスタートしました。年頭に当たり、皆さまは、どのような夢や目標を持たれたでしょうか。願いは様々だと思いますし、叶(かな)いやすいもの、そうでないもの、それぞれに実現度は違うかと思いますが、「今年こそは」と思うことができるのは、年の初めの清新な気持ちがなせる技かと思います。また、それが、新しい年を迎えることの良さでしょう。

そこで、清新な気持ちが続いているこの時機に、「午年」に寄せる期待感を言葉にしておきたいと思います。

午年を代表する動物は、もちろん「馬」ですが、「駿馬(しゅんめ)」という言葉に象徴されるように、その足の速さをスピード感のある動きととらえ、「勢いよく走りだして、目標を早期に達成できるような年に」という願いに結びつける考え方が、代表的なものでしょう。

しかし、私は、あえて、馬の俊敏さではなく、情報収集力に注目してみたいと思います。ご存じの方も多いと思いますが、何と、馬は「350度の視野」を有しているといいます。つまり、頭の真後ろのわずか10度の部分を除いて、周囲の視覚情報を、瞬時に手に入れることのできる動物だということです。人間の視野は180〜200度だそうですから、比較すると、いかに馬の視野が広いかがわかると思います。もちろん、野生の馬が自然界で生き抜くために身に付いている能力で、「人間にはそれほどの危険は…」と言ってしまえばそれまでですが、馬の半分程度の視野の人間が、この世を動かしているという事実を考えれば、「その程度の情報で判断していいの?」と、馬に指摘されるかもしれません。

そこで、午年のスタートに、改めて本校のあるべき姿を描く言葉として、「視野を広くして」を掲げたいと思います。ひとり一人の児童生徒を、多角的な視点から総合的に支援していくことは、一人の力では達成することはできません。多くの人たちが、それぞれに得た「限られた」情報を結集して、チームとしての「総合力」に結びつけていけるように、馬が各々身に付けている広い視野を、我々人間は、謙虚にチームで獲得していきたいと思います。

お子様たちの成長を願う、全ての本校関係者でつくる「チーム瀬谷」にとって「今年も良い年でありますように」。

                                           (副校長  田所 健司)


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