更新年月日・2014年7月15日




1学期をふりかえって

つながろう」「つなげよう」を教育活動の大きな柱としてスタートした今年度も皆様のご協力のおかげで1学期を無事終えようとしています。4月の入学式のころには、緊張や不安でいっぱいの顔つきだった新入生の皆さんも今ではすっかり『チーム瀬谷』のレギュラーメンバーとして、毎日の学校生活を精いっぱい楽しんでいる様子がよく見られるようになりました。

この1学期は、宿泊学習、修学旅行や遠足、そして小学部と中学部では運動会、高等部では実習など、たくさんの大きな行事の連続でした。そのような中で、私自身もいろいろな「つながり」を感じたり、見たり聞いたりすることができ本当にうれしく思っています。特に、同行したいくつかの宿泊行事では子どもたちの成長やがんばりを肌で感じ、「子どもどうしのつながり」や「子どもと教員のつながり」だけでなく、子どもたち自身がそれぞれの発達段階に応じて、身の回りの整理整頓をすることや時間を守ること、友達と仲良く過ごすこと等、一つ一つの経験を自分の中でうまくつなげ、積み上げることができていると実感しました。よく耳にする言葉に「経験の拡大」という言葉がありますが、いろいろな場面でそれぞれ違った新しい経験を積み重ねていくことも勿論、成長にとって大切なことですが、毎日、同じことを同じように確実に行うための経験のつながり(経験の繰り返し)も不可欠なことだと思います。そして、その経験のつながりこそがきっとそれぞれの人の生活に広がりや深みをもたらしてくれるのではないかと思っています。

さて、18日の終業式が終わると、長い夏休みに入ります。児童生徒の皆さんはどんな夏休みを過ごすのでしょうか?はるか昔の記憶の中から私の小中学生時代の「夏休み」という言葉からあえて思い出すつらかったこと・嫌いだったものトップ3は・・・ 1.宿題(夏休み帳) 2.ラジオ体操 3.手伝いです。しかし、今から考えるとこの3つの経験は、全て毎日こつこつ繰り返すことに意味があるものばかりだったのだと気づかされます。そして、実は毎日を規則的にそして計画的に過ごすための手だてとしてもとても有効なものでもあったのだと思います。

特に、「お手伝い」についてはこの1学期に実習(働く練習)を経験した高等部の生徒の皆さんに限らず、小学部・中学部の児童生徒の皆さんも、「働くことの意味」を知り、「働くことの喜び」を主体的に経験できるいいチャンスだと思います。ぜひ、それぞれのご家庭でどんな役割でも良いので、子どもたちに仕事をする機会を毎日、定期的に作っていただけたらと思います。その中で、できたことは褒めたり喜んだり、時には報酬として、その対価となるものを与えたりすることで、子どもたちのやる気や達成感がいっそう高まっていくのではないかと思います。大げさな言い方ではありますが、ご家庭でできる一番身近な職業教育として、「手伝いをする」ことが「仕事をする」、さらには「働く」ことにうまくつながれば良いと考えています。どうぞ元気に有意義な夏休みを過ごしてください。

                                   (教頭  安藤 徹)


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