更新年月日・2015年3月11日




一年間、ありがとうございました 〜学校評価アンケート等ご報告〜

                                         (校長  鈴木 友紀恵)

春らしい穏やかな日差しの中、平成26年度も、残すところ僅かとなりました。

小学部91名、中学部75名、高等部136名の児童生徒が、それぞれ卒業、進級します。

たくさんのことを、児童生徒と教員が共に体験した一年でした。みなさまの心からのご協力に感謝いたします。

先般の学校評価に関する保護者アンケートには、156通の回答をいただきました。アンケートの集計がまとまりましたので、学校評議員の皆様からのご意見や教職員による評価と合わせて、平成26年度学校評価としてホームページ等で公開します。

昨年度までは、保護者アンケートの集計と学校からのコメントのみをお返ししていましたが、今年度は、学校評議員会議でいただいたご意見も合わせてご報告します。今年度の教育活動に対していただいたご意見を参考に、次年度の計画に入ります。

平成26年度学校評価の概要

1. 学校目標

  1. 児童生徒・保護者が見通しを持って取り組める教育課程を作成する。
  2. 児童生徒理解の視点と教材・教具を全教職員で共有し、一貫性のある教育活動を推進する。
  3. 指導の観点や自ら考えて動く力を伸ばすための支援のあり方について、継続的に共有できる環境を作る。
  4. センター的機能を活用し、全ての子どもたちが地域で学ぶことができるよう、一人ひとりに適切な支援を提供するための仕組みづくりを進める。
  5. 災害対策を中心とした地域支援・地域連携の体制づくりと共に、児童生徒の安心・安全な学校生活を守る校内体制づくりを推進する。

2. 保護者による評価とご意見

アンケートの回答率は56%でしたが、全ての評価項目において、高い評価をいただき、取り組めていないというような評価は、全ての項目で数パーセントという結果でした。高い評価に甘んじることなく、特別支援学校としての責務を果たしていきたいと思います。

また、自由記述欄にいただきましたご意見をまとめ、ご紹介いたします。

  • スクールバスの増車により、送迎時の安全確保は大丈夫か。
  • 雨の日の渡り廊下のマットやトイレの改修について
  • 災害が起きたときの具体的な動きについて
  • 指導方法と引継ぎについて
  • 就労に関する情報について      等

いただきましたご意見につきましては、それぞれ該当学部、グループで協議し、今後の対応について検討しました。細かい点は、各学部長にお尋ねください。

ご意見にありました事柄ですでに対応させていただきましたことは、次のようなものです。

(送迎時の安全確保)

スクールバスの駐車位置の固定、交通整理に当たる職員の増員、事業所の送迎車はできるだけ南側に駐車

(災害時の対応)

1月の抜き打ち避難訓練では、緊急地震速報を流しながら消防隊に煙を出していただきグラウンドに避難しました。保護者引き取り体制に移行するところまでの練習をしました。

3. 学校評議員会議でのご意見

今年度の学校評議員は、次の7名です。会議で、保護者アンケートの結果、及び、学部・グループ毎の評価と今後、検討していきたい課題を報告し、次のようなご意見をいただきました。


学校評議員の皆様

竹村町会長 池場敏幸様、 大和福田作業所長 山岸安志様、

上瀬谷小学校長 古谷野明様、瀬谷区社会福祉協議会事務局長 小清水経仁様、

大和東高校教頭 渋谷洋志様、なしの木学園長 黒須正明様、PTA会長 加藤みどり様


  • 竹村町は、長くお住まいの方も多い地域である。防災、発災面で地域としてもできるだけの協力をしていきたいが、時間帯によって人的条件が変わってしまうことが地域の課題である。
  • 子どもたちの活動の場を広めるには、いざというときに、子どもと家庭をどう守っていくのか、段階的に理解を進めていく取り組みも必要である。開かれた学校の取り組みのひとつとして、民生委員や児童委員の研修の場としても学校を活用させてほしい。
  • 小学校でも地域の方にお越しいただき、農業のつながりで授業をしていただいたり、英語や読み聞かせなどをお願いし、子どもたちと触れ合っていただく機会が多くなっている。受け入れるための環境づくりが大切だと感じている。
  • 「わかる」「わからない」には個人差があり、それは、年齢でも変化する。また、本人の「わかる」と周囲の人の「わかる」も違っていることがあるので、その差をどう考えるかもポイントになる。シンボルマーク等の統一化に当たっては、十分な検討がいる。シンボルマークのみならず、動作でのコミュニケーションも含めて、学校全体での総合的な標準化が必要ではないか。
  • 作業所では、毎日の弁当を、時折、外食のランチに切り替えることで、少しでも社会とのつながりを作っていきたいと考え、取り組んでいる。
  • 学校に対しては、基本的には、絶大なる信頼を寄せている。子どもたちを見ていると、いざというときの対応に不安があることも事実である。アクシデントをすくい上げて、柔軟な対応に結び付け、ピンチをチャンスにする取り組みをお願いしたい。

4. 今年度、新しく行ったこと

  • 小学部:授業改善、活動の動線を意識した教室環境整備
  • 中学部:みんなの部屋、個別教育計画の書式の検討
  • 高等部:視覚表示の共通化と推進、作業製品の校外での展示・即売会、部活動指導員(ボランティア)
  • 分教室:高校生とのコラボ演奏、清掃技能検定参加、学校見学者への生徒による案内や説明
  • 雨漏り箇所修繕、体育館と食堂の危険箇所改修、図書室・視聴覚室の床の張替えと整備、ペンキ塗り(体育館入り口、B棟昇降口、A棟廊下)

5. 3年間の中期計画を振り返って

中期計画を図式化したグランドデザインで示し、年度ごとのテーマ設定をして、教職員のみならず保護者や地域の皆様にもご参加いただいて学校の目標を達成することに努めてまいりました。

あいさつが自然になった、教室環境が整理された、児童生徒が主体となって授業の準備や片づけ、掃除まで取り組むようになってきた、落ち着いて避難行動が取れるようになった‥など、どれをとってみても皆様のご理解とご協力なくしてはできなかったことです。今後とも、よろしくお願いいたします。

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