更新年月日・2016年5月16日




インクルーシブ教育の推進

〜共生社会の実現を目指す神奈川の取組〜

今年度、横浜翠嵐高等学校より転任して参りました。長い教員生活の中でも特別支援学校の勤務経験がない私にとって、この1ヶ月間は、まさに新しい出会いと発見ばかりでした。その中でも「凄い!」と思ったことがあります。給食が始まったばかりの食堂での出来事です。高等部のある男子生徒が私に歩み寄ると「石倉先生!?」と名前を呼んだのです。まだ着任して間もないのに、何故この生徒は私の名前がわかったのでしょうか。いったいどこで覚えたのでしょうか。いずれにしても並々ならぬ記憶力の持ち主であることは間違いありません。思わずその素晴らしさに感動してしまいました。

さて、神奈川県では、すべての子どもが同じ場で共に学び共に育つ共生社会の実現を目指し、インクルーシブ教育を推進しています。昨年の12月に発表された県立高校改革(素案)でも示されたように、今年度より、茅ヶ崎高校、厚木西高校、足柄高校の県立3校が、インクルーシブ教育推進のパイロット校に指定され、入学者選抜、教育課程編成、就労・進学支援等々、新たな取組に対する検討を始めました。今後、インクルーシブ教育実践推進校は、段階的に20校程度まで拡大されることから、人材育成も急ピッチで進められ、その一環で特別支援学校への人事交流が既に始まっています。本校にも、現在、私を含め7名の教員が、小・中・高校から派遣され、特別支援学校の持つ様々な知識や実践力を学んでいます。

瀬谷養護学校は、今後も引き続き保護者・地域と力を合わせ、誰からも信頼される学校づくりを目指すと共に、「共生社会の実現」に向けたインクルーシブ教育推進のセンター的機能として、地域と積極的に連携しながら、その役割を果たしていきたいと思います。

                                         (副校長  石倉 隆之)

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