更新年月日・2017年6月15日




国際交流体験記  〜国境を越えて築いた友好関係〜

梅雨の季節に入り、空を眺めるとなんとなく気も曇るようなはっきりしないお天気が続いていますが、児童生徒たちは元気いっぱい日々の学校生活に取り組んでいます。

さて、新学期が始まり2ヶ月半が経ちましたが、各学部学年では修学旅行や宿泊学習等、大きな行事が行われています。先日は小・中学部それぞれの運動会が開催されました。児童生徒は練習の成果を発揮しよく頑張りました。また、お子様に寄り添いながら伴走する保護者の微笑ましい姿も見られ、改めて行事の意義や大切さを感じました。

6月7日(水曜日)には、日本から遠く約2,000km離れた台湾の新北市立特殊教育学校の校長先生はじめ学校スタッフ、高等部1年生徒、保護者の方々(総勢38名)が瀬谷養護学校を訪れ、本校の高等部1年生と国際親善交流活動を行いました。歓迎式典では、和太鼓部の1年生が勇壮な演奏を披露し、PTAの方々は自前のポスターを持ちお出迎えされました。生徒代表の言葉を述べた男子生徒は、第一声「ニーハオ!」と中国語で歓迎し、堂々と立派に大役を果たしました。引き続き行われた交流活動では、両校の生徒が混合でチームを作りゲームを行いました。デカパンリレーでは、台湾の生徒が瀬谷養護学校の生徒をリードしながらゴールする場面も見られ、言葉は交わさなくとも二人の間には確かな友好関係が結ばれているように見えました。最後はお互いにプレゼントを交換し、仲良く記念写真を撮りました。みんなの笑顔と清清しい表情がとても素敵な一日でした。

今回の交流活動は、新北特殊教育学校の校長先生が歴史ある瀬谷養護学校との交流を熱望したことがきっかけで実現しました。当日に向け高等部1年の先生と生徒が中心となり熱心に準備を進めてきましたが、先生からアドバイスを受けながらも企画や当日の司会進行等に渡り、生徒たち自身の手で主体的に行うことができたということが、何よりも素晴らしく、大きな達成感を得たことと思います。これをきっかけに、これからも様々なことにどんどん挑戦し、いろいろな体験を積み重ね、それを「たくましく生きる力」に変えていってほしいと思います。また、グローバル化が加速化する昨今において、多様な文化や価値観に触れ、異文化理解の経験をもつことは、その後の寛容な人間性や豊かな生活の形成に深くつながるのではないかと思います。今後もチャンスがあればぜひ海外の人や文化や歴史に率先して触れてほしいと思います。

新北特殊教育学校の謝校長先生は「来年は瀬谷養護学校が台湾に来られることを楽しみにしています」とおっしゃっていました。実現したら最高に幸せなことですね。

最後に今回の国際交流活動にご協力をいただいた皆様に深く感謝申し上げます。


                                         (副校長  石倉 隆之)



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