更新年月日・2004年11月30日




新潟の被災地の皆様に心よりお見舞い申し上げます

台風による水害に加えて新潟中越地震に見舞われた被災地の皆さんには心よりお見舞い申し上げます。直後には10万人を超える方々が避難所や車の中で不自由な生活を強いられやっと避難命令が解除されたという状況ですが、一週間後のある会合で現地の養護学校から、全国からたくさんの励ましやお見舞いの電話、手紙等いただいたことへのお礼とともに、新潟県内の盲聾養護学校の児童生徒にはけがはなかったとのこと、また学校の施設等にも大きな被害はなく胸をなでおろしたという報告がありました(後の文部科学省の調査ではやはり学校施設は全体的には甚大な被害を受けていることが分かりました)。そして、学校を休校にして避難所となっている学校では職員が運営組織をつくってその役割りに従って、避難している人々に誠心誠意対応をしておりますが、一日もはやい学校再開を望んでいるということでした(被災から二週間以上休校になってしまった学校が多かったようです)。

養護学校など障害のあるお子さんの家庭も多く被災されていると思われますが、阪神の時は狭い空間で子どもがじっとしてはいられないので避難所に留まれず、大変苦しい状況が続いたと聞いていましたので、どのような避難ができているのか本当に気がかりでした。

また、神奈川県でも職員の災害ボランティアが現地で活動を進めましたが、水害の後では、たくさんの中学生高校生ボランティアが土砂のかきだしや家具の運び出しなどできることをもくもくとやっている姿は被害を受けた方々へのもっとも強い励ましであったそうですが、今回の地震の時も全国各地からかけつけたボランティアの活躍が報道されました。

避難場所で一番困るのはトイレでむしろ食料以上に深刻な問題になってきます。そして大きな地震の場合は長期化とともに寝具、下着、ごみ、風呂といった生活問題、心身の疲労・病気へのケアなどとても難しい問題が多数起こってきます。本校は広域避難所には指定されていませんが、本校の幼児児童生徒以外にも近隣の方々が一時的に避難することも十分考えなければなりません。(かつて境川の氾濫時には本校に住民が避難してきているそうです)

阪神淡路大震災からまもなく10年が経とうとしています。1年後の神戸での研究発表大会で、自らの自宅もなくなってしまった先生も子どもたちとともに復興にむけて立ち向かっている中でいろいろな取り組みが発表されていたのですが、発表している先生が涙を押さえ切れなかった様子が今でも強く心に残っています。

身近な大きな課題もいろいろあって、いつ起こるか分からないことに対しては怠りがちですし、時が過ぎると忘れてしまいます。しかし、被災された多くの方々の心に刻まれた深い思いは何年経っても消えるものではありません。

私たちがしなければならないことは、被災地の皆さんの困難を大切な教訓として自校を再点検し「備えよ」ということであると思います。学校職員だけでなくPTAの皆さんの知恵もお借りして、より安全な学校づくりのため防災についてしっかり見直して行きたいです。

                                       (校長 菅原 雅彦)


高等部 作業学習の紹介

今年度の「けやき」では、本校の幼稚部から高等部までの幼児・児童・生徒の学校生活の様子をお伝えしていますが、いよいよ今月からは高等部の紹介です。第1回目は高等部の全学年が縦割りで毎週火曜日に実施している「作業学習」編です。

紙工班

切り開いた牛乳パックを煮沸し、コーティングされたビニールを剥がし、パルプ材になる部分をちぎります。それをミキサーにかけ、染色したうえで紙漉きをし、乾燥、プレスで葉書のできあがりです。この一連の作業をみんなで分担して行なっています。

クリーニング班

クリーニング班は洗濯と清掃が主な仕事です。洗濯は衣類の他、靴や軍手も行なっています。清掃は校内をモップがけしたり、校外のゴミ拾いをしたりしています。体力を使う仕事ですが、綺麗にして感謝される喜びを感じながら毎週頑張っています。

手工芸班

高等部手工芸班では、現在1月の作業班バザーに向けての販売品を作っています。かわいいポプリの袋、スウェーデン刺繍をしたポケットティッシュ入れ、コースター、ビーズ手工芸品などです。

陶芸班

「陶芸」、焼き物と称される毎日の生活を演出している器を中心に、花器、傘立てまで自分たちの「手」を使って、粘土団子や板状粘土を押しつけたり、巻きつけたり、貼り付けたりして、皆で製品を作っています。

農園芸班

毎年4月に、生徒の前で各作業班の紹介があります。そこで農園芸班は「暑い夏でも、重い長靴を履いて作業します。寒い冬でも畑で大根を収穫したり、落ち葉を運んだりします。手も汚れます。非常に大変です。」と話しています。でも先日、生徒がうれしそうに収穫した野菜を持って、「これお母さんに・・・・・・・食べさせるのだ。」と伝えに来ました。

木工班

こんにちは!木工班「おしゃれ工房」です。現在は、バザーでもとても好評だったうさぎの形をしたプランターや、ミニすのこ等を作っています。新しい作品をどんどん作っていきますので、ご期待下さい!!

リサイクル班

作業班として2年目を迎え、その名のとおりリサイクル製品を作っています。古紙や牛乳パックから椅子を、使い古しのタオルから雑巾を、結婚式場の使用済みローソクからきれいなキャンドルを、そして古シーツからマットをと、捨てられる物を再生しています。生徒も先生も楽しく、しっかり働いている班です。


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