更新年月日・2005年1月31日




できるようになったら楽しい目標をもとう 〜新しい年を迎えて〜

「一年の計は元旦にあり」ということで皆さんもきっと「今年は、これをやってやる!」など何か考えたのではないでしょうか。私もいろいろな方面ごとにあれこれ考えてみました。自分の仕事では、人生設計としては、父親としては、自分の趣味としては、などです。ギターが弾けたら楽しいだろうになあ、子どもと一緒に合奏ができるし、ちょっと気分転換に爪弾けるし、など楽しいことはどんどん夢がひろがります。子どものころはちょっと手持ち無沙汰のときはリコーダーを吹いたりハーモニカを鳴らしたものですが。

さて瀬谷の子はどんなことを考えたのでしょうか。学校ではあちこちの学級の壁面を書初めの筆のおおらかな線がくっきりと走っていて、すがすがしさを感じさせてくれます。文字ではない書初めも筆の線がどうどうとしていてくったくなくて、それに墨のかすれやにじみが加わってなんともおもむきのある作品が並んでいます。お手本をまねるのではない独創的な書です。額にいれて飾りたいくらいです。

その書初めの中におもしろい今年のテーマがたくさんありました。「やきゅう」「はしる」「マラソン」「サッカー」「すし」「さくらんぼ」とか、「おとうさん」「かぞく」「友達をたくさんつくる」「かわいい」「たのしい」「だいすき」「大恋愛」「えがお」「毎日自力通学」「そうじ」「おんがくがんばる」などなどユニークで、また胸の熱くなるテーマがいっぱいで本当にすばらしいですね。

私は、目標は「できるようになったら楽しいこと」がいいと思っています。「自転車にのる」なんていうのは乗れたらいろいろなところに行けるようになった自分の姿が目に浮かんで楽しいのではりきれそうです。もっともご家庭では心配ごとが増えてしまうのですが。「お料理に挑戦」というのも「目玉焼きをつくる」とか「ご飯が炊ける」とか目に浮かんできていろいろなお料理を覚えてねと応援したくなります。火を使うというのはとても大切ですからガスレンジが使えたら生活はいっぺんします。一緒に見守ってあげる人が必要ですけれど。

一年の目標は必ずできそうなことで楽しいことを考えてみてはいかがでしょうか。意欲が湧くようなことがいいと思います。逆に言えばあまりやりたくないことも楽しいものに変えてしまえばやりたくなるものになるということです。私たちの仕事というのも原点はこんなところにあるのかもしれません。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

                                       (校長 菅原 雅彦)


高等部の学校生活

『総合』の授業についてお伝えします。

高等部1年

生徒の興味・関心や主体的な活動をねらいとして、4グループで活動しています。グループの紹介をします。(りんごダンサーズ)音楽室でカラオケや曲にのって踊りまくっているグループです。(ARASHI)折り紙やビーズなどを使って好きなものを制作してます。クッキー作りではとても楽しく取り組んでいました。(セヤベースターズ)鬼ごっこやカーリングまた3年生とサッカーの対抗戦などいろいろなスポーツに挑戦しています。(ボーリングス)名前の通りボーリングゲームをはじめ屋外でドッチボールや室内でトランプゲームなど楽しんでいます。各グループでは次回の活動を話し合いで決めます。その内容をみてグループを変更し活動することも出来ます。これからもいろいろな経験を積み重ねていきましょう。

高等部2年

遠足や校外学習など行事を行っていくなかで、卒業後ならびに普段の生活での余暇利用のひとつとして、『旅行』について考えることにしました。一学期は、「どこへ行きたい」とか「誰と行きたい」など、旅行についての漠然とした概念だけを学習しました。二学期は、来春沖縄県に修学旅行に行くこともあって、題材を絞って沖縄県の歴史、文化、地理、自然などについてクラスごとに調べ、プレゼンテーションを行いました。三学期からは、『仮想沖縄旅行』という題で、実際に「沖縄に2泊3日で行く」としたらどんな企画を立てられるか、各クラスで自由に話し合いをもち、立案し二学期と同様プレゼンテーションを行います。そのあと3月からの実際の修学旅行事前学習へと移行していきます。最終的には、実際に行く沖縄の楽しい思い出をそれぞれ写真に撮り、旅行後全校に向けて、写真展を催したいと考えています。

高等部3年

養護学校を卒業した生徒たちの進路先などは最近よく考えられ、丁寧に指導されるようになってきました。しかし一方で就労や施設・作業所等に通う日以外の休日をどう過ごしているかという問題は、あまり考えられていないというのが現状だと思います。外出することもなく自宅で一日を過ごすという人も少なくないと聞いています。しかし生活をより豊かにするためにも休日や余暇の過ごし方は今後大切になってくると考えられます。そこで本学年では総合の授業を利用して「余暇活動」を取り入れています。内容は生徒の選択した活動を教員がお手伝いするという形が理想ですが、現実的には生徒の望むと予想される活動をこちらが提示して生徒に選んでもらうという形になっています。具体的には(スポーツ)(カラオケ)(パソコン)(小物制作)(自然観察)(卓上ゲーム)等を行っています。


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