更新年月日・2005年6月29日




給食をつくる厨房のこと

6月の授業参観では多くの保護者の皆様においで頂き、本当にありがとうございました。子どもたちの成長ぶりを実感していただけたかと思います。このときの校長講話では時間の関係で給食についてのお話はほとんどふれることができませんでした。保護者の方の願いとしても、今まで食べられなかったものも食べられるようになってほしい、こぼさないでじょうずに食べられるようになってほしい、三角食べができるようになってほしいなどさまざまおありでしょう。ことにお母さま方としては給食にはきっと大きな期待をもたれていることでしょう。

給食については、給食試食会があって子どもたちが食べている給食がどんなものなのか保護者の方も体験する機会があるのですが、厨房の中がどうなているかということになるとご存じない方も多いと思います。給食は文部科学省の厳しい衛生基準を満たさなければならないので、家庭の調理の感覚とだいぶことなります。水道水も残留塩素濃度を測ってから使わなければなりません。生野菜や表皮に毛があるような果物はそのままだせないですし、揚げ物などは中心温度計で中までしっかり火がとおっているか確認するのです。またつくってから2時間以内に食べなければならないなど細かい基準がたくさんあります。

県立養護学校は自給自足という自分の学校でつくる形態です。その厨房を紹介しますと、まず栄養計算、材料発注、調理手順や味付けなど計画から実施までいろいろな仕事をしている学校栄養士がいます。調理をする人も10名が常時8名のチームを組んで野菜を洗ったり切ったりの下処理や、回転釜などで煮たり茹でたりしています。包丁だけでなく千切り野菜などのためには野菜切断機も使われ、揚げ物はフライヤーという大量の油が入った物で揚げ、コンベクション・オーブンで肉や魚などを焼きます。ご飯を炊く炊飯器も三段式の引き出しのようなものです。

給食が出来上がるとなべやボウルに小分けし、食器消毒保管庫(ガス乾燥機)からかごに入った食器をカウンターに出していきます。皆が給食を食べたあと食器が戻されてくると今度は洗いに鳴ります。トレイ、各大きさの皿、特別食器、箸・スプーン・フォーク・はさみなど多くの種類の食器類、鍋類を洗い、皿類は手洗いのあと食器洗浄機に入れられます。きれいに洗われた食器はかごに入れて食器消毒保管庫で翌日までの間に熱風消毒乾燥されます。

ところで、学校がだんだん大規模化を超え過大規模化になってくると、給食にも大きな影響がでてまいりました。今410を超える給食を毎日つくっていますが、本校は食器消毒保管庫を置くスペースがもうないので食器数に制限が大きく加わってきています。また3台の回転釜も小型なのでこの人数のスープを2釜でもつくるのが難しい現状です。白いご飯をつくるときを例にとってみますと、ご飯、スープ、おかずと3種類の食器はどうしても必要です。この食器を消毒保管庫に入れるとするとせいぜい300人分くらいしか入らないのです。そのため白いご飯は高等部の二学年程度の人数が校外学習などで不在のときしか出せないのです。

このようなわけで、基本の食器が2種類しか出せなかったり、どんぶりという別な食器が必要となるうどんが出せないなど、メニューにいろいろな制限がついてしまっており、給食を提供する側として大変心苦しく申し訳なく思っております。

厨房では、短い時間に集中して失敗なく、安全でおいしい給食を提供するという使命をはたさなければなりませんが、厳しい条件の中で最善をつくしてします。

今回は、子どもたちの給食場面の様子や給食ボランティアの皆さんのことは書けませんでしたが、普段見ることのない厨房の様子を皆様に少しだけ知っていただけたかと思います。

                                       (校長 菅原 雅彦)


5月、6月、中学部では様々な行事がありました。生徒たちは、どの行事にも精一杯取り組んでいました!そんな生徒たちの様子をお知らせしたいと思います!!


運動会

各種目に力一杯取り組んでいました。徒競走では、特に3年生のレースでは接戦が繰り広げられ見ごたえがありました。また学部種目では「ソーラン節」に挑戦しました。入場では、大海原の力強い様子を表現しました。踊りでは練習してきた成果を、たくさんの人たちの前で堂々と発表することができました。

宿泊学習

2年生は、5月25日(水曜日)〜27日(金曜日)の2泊3日、足柄ふれあいの村へ行ってきました。

1日目

学校から相鉄線、小田急線、大雄山線、バスと交通機関を乗り継ぎ足柄ふれあいの村へ行きました。事前学習で学んだ小田原駅の大提灯や大雄山駅の金太郎の銅像などを見つけると、笑顔が浮かんでいたのが印象的でした。また夜はキャンプファイアーをしました。火を囲んで歌を歌ったり踊ったりと楽しい時間を過ごしました。

2日目

丸太の森へハイキングに行きました。木の根がごつごつとせり出している山道を歩き、シールラリーを楽しみました。またアスレチックにも挑戦し、自然の中で気持ちよい汗を流すことができました。

3日目

退村式では、一人ひとりに感想を聞きました。キャンプファイアーやハイキングなどの思い出や、みんなでお風呂に入ったり、布団を敷いて寝たりしたことを話してくれました。3日間を一緒に過ごしたことで、仲間の絆を深めることができました。

学部遠足

6月2日に、中学部全体で「泉の森公園」へ行ってきました。各グループの様子を紹介します!

Aグループ(1年A組と2年A組)

大きな水車を見たり、きれいな花しょうぶを見たりしました。水車では、「大きいね!」と言いながらじっと水車に見入る姿が印象的でした。花しょうぶが咲き誇る場所では、花のよい香りがしました。また古民家では、ニワトリがいました。ニワトリの鳴き声にびっくりする生徒や笑顔で見ている生徒など表情はさまざまでした。ハイキングを通して1年生と2年生の良い交流を行うことができました。楽しい遠足となりました。

Bグループ(1年B組と3年B組)

1年生の希望から、それぞれ男女がペアになりハイキングを行いました。上り坂や下り坂が険しい中でしたがみんなで助け合って公園内を一周することができました。がんばってハイキングをしたので、どの生徒もお腹がぺこぺことなり、おいしくお弁当を食べることができました。食後はターザンロープなどのアスレチックを楽しみました。今回の遠足がとても良い交流となり、その後の昼休みではお互いのクラスに遊びにいくなど積極的に交流を続けています!

Cグループ(1年C組と3年A組)

1年生と3年生でペアをつくりハイキングを行いました。大きな公園を歩く中で、鯉を見たり菖蒲の花の前で写真を撮ったりと楽しく過ごしました。そしてどのグループよりも早くゴール地点に着き、お弁当を食べることができました。食事の後は、アスレチックでたくさん遊びました。ターザンロープやタイヤブランコがとても人気で「われ先に!」と飛びついていました。とても楽しい遠足となりました。

Dグループ(1年D組と2年B組)

公園の池を中心に散策しました。「菖蒲田」では悠々と泳ぐ鯉や小学生に釣り上げられたザリガニ、グッエ!グッエ!と鳴くウシガエル。いろいろな生物に会うことができました。その後は大きな水車の前で記念撮影をしたり、高台の「ひなた山」でお茶を飲んでくつろいだりしました。楽しくおいしくお弁当を食べた後は、アスレチックで思いっきり遊びました。みんな仲良く交流もできました。みんなにとって思い出に残る遠足になりました。


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