更新年月日・2005年7月20日




スクールバスのこと

夏本番を迎えました。プールでの水泳は雨でできないときもありましたが、梅雨のうっとうしい季節もたのしい活動をたくさんしました。小学部のみんなの時間では七夕の集いで上瀬谷小学校のお友だちもいっしょに七夕かざりを竹につけて遊びました。また、今の時期は学校見学が集中していて多い日には60人くらいの人が見学にみえます。中学生の人たちはみなさん興味深そうに高等部の授業を見ていきます。

先日の授業参観で、世の中の障害児者をとりまく流れが大きく変化していて保護者の方もかなり勉強しないといけない、いっしょに勉強会をしていきましょうとお話しいたしましたところ、アンケートからそういう機会をぜひ設けてほしいというお声をたくさんいただきました。そこでPTAの役員さんに相談して係の方に具体化していただくことになりました。細く長くやっていきたいと思っています。

さて、先月は給食についてお話ししましたが、今月はスクールバスのことについてお話しします。本校では以前は瀬谷駅と学校間の2往復運行のスクールバスでした。ですから高等部と中学部は9時始まりでしたが、小学部は9時30分始まりにせざるをえませんでした。それが児童生徒の急増で、平成15年度から巡回型のスクールバス4台が運行されるようになり、小学部も9時始まりとなりました。そして通学の範囲が広がり保護者の方の負担も軽減されました。西側の大和市方面、二俣川から長津田方面にかけて、また緑園都市から三ツ境方面、そして瀬谷駅学校間の4ルートを最大で80分(基本は70分)かけてまわってくるのです。それぞれのバスには運転士の他にバス介助員が2名乗っていてお子さんの乗り降りをお手伝いしていますが、介助員はバス内の子どもたちのさまざまなニーズに対応しているのです。必要に応じて担任の先生がいっしょに乗って様子をみることもよくあります。体幹保持シートなども使いますから空いているように見えても座れない席もあるのです。

定員43名のバスは今年度になってずいぶんふさがってきてしまいました。県のスクールバスの根本原則は「スクールバスは義務教育段階のお子さんの教育を確かなものにするためにある」ということです。ですから高等部の人は特別な事情のある場合を除き、基本的にスクールバスの対象にはあてはまらないのです。その特別な事情も余席のある場合ということになっています。なぜそうなっているのかというと、高等部の生徒は卒業後の社会生活をふまえて自力(家族の支援を含めて)で通学することが前提になっているからです。高等部生徒の通学についての保護者の負担の問題が残っていることは充分認識しておりますが、知的障害の養護学校ではこのような形で対応してきている現状にあります。今までは十分な余席がありましたので希望のある方はどなたでもスクールバスに乗ることができました。しかし、昨年度あたりからそれが非常に難しくなって、車で学校まで来ることができる人は通学に困っている人に譲ってくださいとお願いしてやっと乗れているという状況なのです。

来年度以降も生徒増が予測されています。このため県教育委員会とも相談しながら、学校でも議論を重ね、やむなく平成18年度入学する高等部生からはスクールバスの乗車はむずかしい、という結論に達しました。もちろん在校の高等部の方にも可能な限り譲っていただかなければなりません。

また、川崎北部方面養護学校が来年4月に開校することをふまえて、関係する養護学校ではスクールバスの運行経路を見直ししています。本校でもスクールバスのルートによる乗車状況の不均衡を改善するため、長津田バスポイントを平成19年度末までとし、平成20年度からは他の満員になってしまうルートをカバーすることを検討しています。大切な通学の足の問題は他にも解決しなければならないことがあり関係の機関と話し合いをしているところです。

                                       (校長 菅原 雅彦)


中学部の学校生活について

水泳指導と一学期の様子ををお知らせします

水泳指導が始まりました!

中学部では、Aグループ・Bグループの2グループに分け水泳指導を行っています。今回は、このグループごとの様子をお伝えしたいと思います。

Aグループは、水の中にある輪を拾うなど、遊びを通して水の中に潜る活動を行っています。生徒たちは、水に潜って一生懸命に輪を探しています。輪を見つけると「あったよー」と教員に告げる声や、「やったー」と喜ぶ声がプールサイドに 響いています。

Bグループは、リトミックや浮き輪などの道具を使って遊ぶことで、水に親しめるように学習を行っています。リトミックでは、音楽に合わせて水の中をゆっくり歩いたり走ったりしています。慎重にそろりそろりと歩く生徒や、水しぶきをあげながら勢いよく歩く生徒など、様々な姿が見られます。また道具を使った自由遊びでは、ボートに乗ってゆったりと過ごす生徒や、ビート板を使って、泳ぎの披露をする生徒など思い思いの方法で楽しんでいます。

1年生

1年生は一学期の間に学習集団としてのまとまりができました。特に、授業に向かう姿勢や意欲という面での進歩はすばらしいです。25人という大きな集団なので、初めは騒がしい場面もありましたが、今はしっかりと集中できています。音楽ではリーダーの教員の動きを模倣して、いろいろな部位をたたく課題に特に楽しんで取り組め、上達しています。また登校、荷物整理、着替えという習慣的な行動も自分で考えて行える人が増えてきました。朝の会・帰りの会の流れも分かり日直になることを心待ちにしている人もいますよ。さらに、友達との関わりが活発になるなど、人との関わりが広がってきています。上級生の教室に行って一緒に遊んでもらう人もいます。若木がしっかりと根を張ったような一学期となりました。

2年生

2年生は、1年生の学習に積み重ねをしてより自立に向けて成長することを目標に取り組んでいます。12人と小さい集団ですが、運動会や宿泊学習と行事を重ねるにつれ、仲間意識が持てまとまりのある学年に成長してきています。特に昼休みにはクラスを行き来し友達との関わりを楽しむ生徒や、ボクシンググローブを付けて友達同士で遊ぶ生徒、スーパーボールを転がしあって楽しむ生徒など友達同士の関わりが良くみられます。2学期には、文化祭という大きな行事があります。一学期に培った友達の輪を大切に、またさらに拡げられるように協力して頑張っていきたいとおもいます!

3年生

3年生は高等部に向け進路をどうするかが課題です。一学期の学校生活では、16人が元気に学習活動に取り組みました。各教科の学習内容を簡単に紹介していきます。

・国語数学、自立活動:国語数学の学習は、毎日行う学習です。国語と数学に分け曜日ごとに行っています。

・体育:照りつける日射しの中、サッカーに燃えています。また器械運動にも挑戦!

・音楽:「笑顔がかさなれば」♪でスタートし、「エーデルワイス」にのせたハンドベル演奏!

・美術:和紙のちぎり絵や軍手、布を利用した液体粘土で、個性的な作品ができました。

・生単:行事にちなんだ草餅作りや七夕、ハンカチや靴下の洗濯を行いました。

・総合:友達、家族、学校でお世話になった方々への「手紙を書こう」学習に取り組みました。

・清掃:教室だけではなく、中学部昇降口の掃除も行っています。

・その他:校外学習では「東急プラネタリウム」で七夕番組を見て、レストランで食事をしました。

16人はそれぞれ楽しい思い出を作ることができたことと思います。さらに自立へ向けて、御家庭の協力を得 て一人ひとり、卒業に向けて励んでいる日々です。


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