更新年月日・2006年4月26日




新しいお友だちっていいね

小中高のそれぞれの学部に新入生を迎え、華やいだ雰囲気の1学期が始まりました。分教室も倍になりグンと集団らしくなりました。

入学式以降、小1のお子様にとっては環境が大きく変わったのですから熱が出た、もどしてしまったなど一人ひとりさまざまなことがあって当然です。それでも小1は特別日課が終わって給食が始まり全校が平常日課にもどり、やっと4月のあわただしさがおさまってきました。今年度の入学したお子様は全体的には比較的落ち着いていてスムーズな出発をしているように感じます。各クラスで新しい交わりができはじめています。よかったですね。

家庭訪問では保護者の方のご希望や心配ごとなど担任の先生とゆっくりお話しいただけたと思います。特に初めてお子様が養護学校に新入学された方にとって貴重な場面であったことでしょう。またお子様を学校に送ったあと学級などでの授業の様子をご覧になっていただくのも具体的に担任と話を発展させるのによいと思います。小中学部の運動会もまもなく行われますが、お子様のいろいろな場面を見ていただければありがたいです。保護者の皆様と学校との日日のコミュニケーションが大切ですがなかなか充分にはその機会はとれないものです。お感じになられたことをぜひ担任の先生にお話しくださって気持ちを通い合わせてください。

本校は開かれた学校ということがキーワードになっています。扉が閉まっていてもがらっと開けて中に入ってみてください。とはいっても新就学児はまだお母さんの影響を強く受けますから担任と話し合っておくとよいと思います。見ている人がいるということも、子どもが学校になれてくれば落ち着かなくなるなどを乗り越えてプラスの影響である励みに変わっていきます。

この3月末に養護学校再編整備検討協議会の最終報告が出されました。これによると向こう10年間で養護学校希望者が少なくとも2000人は増加することが見込まれており、1校の適正規模を150人程度として、今年度開校した麻生養護学校とこれから建設が予定されている横浜南部方面養護学校以外にあと11 校の養護学校が必要という結論が示されました。

この4月本校児童生徒数は昨年度4月よりさらに27名増えて292名(うち21名は分教室)、教員数も150名を大きく超えました。知的障害単独校の適正規模として示された人数130名の2 .2倍です。高等部は今年度入学生からスクールバスは原則的に乗れなくなりました。路線バスに乗り切れないかもしれないという心配もあり県教育委員会も状況視察に見えましたが何とか乗り切れています。来年度はいっそうバス乗車が難しくなることが予想されますので引き続きバス会社に増便などをお願いしていく予定です。

毎年4月29日は卒業生たちが集う同窓会です。新たな働く場で緊張した1ヶ月だったことでしょうが元気ですごせていればなによりです。どんな話がきけるか楽しみです。

                                       (校長 菅原 雅彦)


新入生の紹介

入学式、進学式の4月! 今年もピカピカの1年生との出会いの季節を迎えました。学校便り『けやき』では、小学部、中学部、高等部から分教室までの学校生活や行事等の様子をお伝えしていく予定でいます。今月は新しい友達、先生と出会いワクワク、ドキドキの学校生活がスタートした各学部の新入生の紹介をします。

小学部

小学部1年生は全部で20名。男の子が17名、女の子が3名のとても元気な子どもたちです。みんな体を動かす遊びが大好き。晴れた日には、南庭を元気に走り回ったり、遊具で大胆に遊んだりする姿がみられます。プレールームも大人気です。少しずつ、いろいろな学習にも取り組み始めました。音楽では、マイク片手に校歌を歌ったり、友達と手つなぎダンスを楽しく踊ったり、のりのよい子どもたちですが、図工になると、みんな真剣な表情で、色塗りをしたり、切ったり貼ったりして、貼り絵を完成。運動系も芸術系も楽しみな20人です。まだ1年生だけの世界で生活することが多いのですが、これからどんどん世界を広げていきます。 どうぞよろしく!!

中学部

今年の中学部1年生は、28名の生徒たちと、14名の教員という大所帯でスタートしました。当初はお互いに顔や名前を覚えるのも大変でしたが、一緒に遊んだり勉強したりしているうちに、集団としてのまとまりができて来ているのを感じます。すでにクラスのカラーもできつつあって、音楽が静かに流れるクラスもあれば、おしゃべりでにぎやかなクラスもあり、また、ギター演奏に歌声の流れるクラスもあります。5月の運動会では、学年を赤と白に二分しますが、それぞれのチームで精一杯、活躍、応援してくれることでしょう。まだまだ幼さの残る生徒たちですが、中学部3年間の生活の中で、それぞれのペースで、立派な「瀬谷の子」へと成長してくれることを楽しみにしています。

高等部

36名が高等部1年生としての生活をスタートしました。緊張ぎみだった入学式から数日経つと、教室や廊下で新しい友だちと談笑する姿が見られるようになりました。一人ひとりがそれぞれの表し方で友だちや教員と接し、高等部の環境になじみはじめています。今は学年の立ち上げの時期で、日課がめまぐるしく変わり、とまどうことも多いでしょうが、日を追うごとに中学生の顔から高校生の顔に変わってきているように思います。高等部にはふだんの授業や行事に加えて、作業学習や現場実習といった将来の社会的自立に向けた活動があります。いろいろ悩むこともあるでしょうが、友だちと励まし合い勉強や行事・部活に燃えて、たくさんのことを経験し、ひとりの大人として社会に出られるようになってほしいものです。

分教室

分教室は2年目を迎えました。11人の1年生が仲間入りし、合計21人の生徒と8人の教員で学校生活を送っています。今年度のバージョンアップ点その1は時間割の改正です。初年度の反省を元に、今年度は東高校にできるだけ近い区切り方に変更し、授業で東高校の特別教室等を利用しやすくしました。その2は職業の作業種と選択授業の充実です。教員数が増えたため、昨年度よりも同時展開授業の内容の幅を広げることが可能になりました。限られた教室設備と教員数ではありますが、その状況の中で可能な限り個々の生徒のニーズに細かく対応していかれれば、と考えています。といっても、昨年から見れば倍のサイズになってしまったわけで、新しいリズムができるまでには、生徒も教員も、もう少し時間がかかりそうです。


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