更新年月日・2006年6月29日




盲聾養護学校は特別支援学校に

来年4月より大きな法制度改正が行われます

6月の授業参観には、たくさんの保護者の方々をはじめご家族で授業をご覧いただきありがとうございました。子どもたちもいつも以上に力を発揮していました。また、梅雨に入り、水泳指導が開始されましたがなかなか思うように実施できず、楽しみにしていた子どもたちも残念そうです。

さて、過日、全国の盲聾養護学校の会議で文部科学省の方から特別支援教育にかかわる法改正について説明がありました。教育基本法の改正については法案が審議されている途中ですが、第4条(教育の機会均等)の2項に障害の状態に応じた教育上の支援について国・地方公共団体への義務づけをしていることは、法案がとおるときわめて大きな意義を持つと思われます。

一方、学校教育法の一部改正については6月中旬に決定したばかりですが、大変基本的な部分で重要な改正が行われることになりました。

1.児童生徒等の障害の重複化に対応した適切な教育を行うため、現在の盲聾養護学校から障害種別を超えた特別支援学校に一本化、2.特別支援学校においては、在籍児童等の教育を行うほか、小中学校等に在籍する障害のある児童生徒等の教育について助言援助に努める旨を規定、3.小中学校等においては、学習障害・注意欠陥多動性障害等を含む障害のある児童生徒等に対して適切な教育を行うことを規定、これに伴って教職員免許法やその他の関係法律についても一部改正が行われます。そしてこの改正は来年4月1日施行となりました。

この1.については、盲聾養護学校の制度を弾力化し、設置者の判断により複数の障害種別を教育の対象とすることができる学校制度にするということです。こうすることにより、障害の重複化への対応や、適切な就学すべき学校の選択肢が多くなるので通学しやすくなるという大きな利点が考えられます。また、2. については、本県ではこれまでも盲聾養護学校は地域のセンター的機能を持たねばならないとされていてその努力をしてまいりましたが、このように法制度上できちんと規定されることで一層の重みを増すことになります。

すでに改正されていて、この4月より施行されている通級制度については、通常の学級に在籍する学習障害・注意欠陥多動性障害を対象とすることを新たに規定したことと、今まで情緒障害として規定されていた自閉症を独立させて規定しています。

今回は、法改正という堅苦しい内容についての話題をとりあげましたが、障害のある子どもにとってより適切な教育をしていくという方向は一層明確になってきました。一方で、義務教育費国庫負担制度や就学奨励費制度が今後どうなるか予断を許さない状況もあるのです。教育の根底を揺るがす内容だけに今後の行方をしっかり見ていきましょう。障害者自立支援法についても本当によく勉強しなければなりません。大きな変化のある時代です。みんなで学びあいましょう。

                                       (校長 菅原 雅彦)


中学部の生活

6月5日(月曜日)に、学部遠足で相模原市にある麻溝公園へ行ってきました。 各学年の活動の様子をお伝えします。

1年生

遠足は他学年との交流の場でもあり、1年生はクラスごとに2・3年生と交流グループを作って、お弁当の時間が始まるまで一緒に公園内を散策しました。帰ってから各グループに行ったところを聞いてみると1番の人気は展望塔で、ちょっと雲が多い天気でしたが遠くの景色を楽しみました。また、塔のすぐそばにあるアッスレチックでも体を動かしました。記念写真は花時計のところで撮ったグループが多いようです。さて、お楽しみのお弁当は、クラスごと思い思いの場所(芝生広場や東屋の中)でおとなーしく?食べていました。お昼休みは風船やシャボン玉で遊んだり、ブランコや滑り台などの遊具で遊んだりしました。帰りのバスの中は疲れて寝ている人もいました。

2年生

2年A組は1年A組、B組は1年C組、C組は3年A組、D組は1年B組と交流グループに分かれて公園内を散策しました。どのクラスも交流グループの生徒と仲良く手をつなぎながら楽しく散策できました。ふれあい動物広場は残念ながら休園していたのですが、A・B組は花の時計台を中心にグリーンタワーに登り、地上38メートルから横浜や湘南の景色を一望しました。フィールドアスレチックではつり橋や丸太渡りで心地よい汗をかきました!C・D組は麻溝公園となりの県立相模原公園まで歩いていきました。こちらもグリーンハウスや噴水広場は整備中で、中に入ったり、噴水を見たりすることはできなかったのですが、広場に咲いている花や雑木林を歩いて自然を満喫することができました!!

3年生

中3は、2年前の中1の時にこの麻溝公園を校外学習で利用していますが、今回は学年間の交流を図る中学部全体での遠足として、再度訪れました。 園内では、3年A組が2年C組と、3年B組が1年D組とペアになって交流しながら、散策を楽しみました。この2年間で心も身体も大きく成長した中3のみんなにとっては、公園の花々も広場も遊具も展望塔からの景色も、そして友だち同士の関わり合いも、前回とはまた違ったものに感じたことと思います。当日は天気にも恵まれて、中学部最終学年としての思い出を、また一つ増やすことができた1日になりました。


このページの先頭へもどる

このページに関するご質問は、神奈川県立瀬谷養護学校にお問い合わせください。 ⁄ サイトポリシー・免責事項・著作権