更新年月日・2006年12月21日




1年を振り返って

校庭のいちょうの木が黄色に染まり毎日はらはらと散って、あたり一面が黄色のじゅうたんになっています。 ぎんなんの実もたくさん。2006年もまもなく閉じようとしていますが、この1年、私たちに関係の深い分野も世の中は激動でした。

この12月、国連総会で障害者権利条約が採択されました。その後各国で批准され必要な数(20ケ国)に達すると発効することになりますが、非常に崇高な理念ですから世の中がこれによって動いていくなら本当にすばらしいことです。 

障害福祉では障害者自立支援法の施行(10月からの本格実施)、教育では学校教育法の一部改正(平成19年度から盲聾養護学校は特別支援学校という位置づけになる。既存校の実際の呼び名は神奈川県では今までのままとなる。)、個別の支援計画についても、盲ろう養護学校から始まり小中学校の個別支援級、通常級にいる特別な支援を必要としてい子どもたちへと広がっていくことになっています。神奈川県では、知的障害養護学校高等部の入学選抜制度の改正がありました。

身近なところでは、県の「あいさつ一新運動」で、高校を中心に始められた「心と心をつなぐあいさつリレー」の取り組みで、シンボル旗がこの12月に瀬谷西高校から引き継がれ、本校が最終校になります。1月14日には県庁で返還式があり代表の生徒が行くことになっています。

また、今年は高校生が頑張っていて、高校生が運営するボランティアセンターが県民活動センターにできました。そして各地に高校生のボランティア・エアポートが置かれて活動を始めています。

本校でもこの夏休みに、高校生ボランティア育成事業(助成金が出るのは1年限りですが)として本校の児童生徒を対象にして余暇支援行事を行いました。養護学校の児童生徒と高校生がこんな形で出会う場面は近年非常に多くなってきました。

さらに、先月に少しお伝えした高文連では、高等部の生徒が絵画の部で二名奨励賞を受賞しました。また、個人的に地域のスポーツで励んでハンディキャップの部で優勝した生徒を教育長から激励していただくという機会があり、教育長表敬訪問をしてじきじきに激励を受けました。

他校では地域での街の美化のためにごみ拾いを続けた生徒が表彰されるなど、他にも善い行いをした人や努力してよい成績をおさめた人などがお褒めいただきました。明るいニュースです。

NPOの主催する支援事業では、横浜市内ばかりでなく近隣市にぐんぐんと広がり、本校の下校時には名札を下げた方々が保護者に代わってたくさんお迎えにこられています。先日瀬谷区内の福祉団体の集まりでの報告で、ある事業所の利用者数は昨年度と比べ倍になっているとのことでした。今後ますます通学支援や放課後支援が盛んになることでしょう。

今年最後の大きな仕事は高等部願書の配布です。単に高等部の問題としてでなく小中学校、小中学部の多くの保護者、関係者がその結末を見守っているのですが、抽選という仕組みをつくってかつ抽選をできる限り避けるよう努力をしているわけで、たいへん難しい調整をしていることになります。

年が明けるとすぐに願書提出となりますが、各校の受検が円滑にすむことを願っています。 今冬はノロウイルスの感染が広がっています。どうぞ皆さま方、手洗いなど充分にして元気によいお年をお迎えください。 

                                       (校長 菅原 雅彦)


2学期もあと数日でおわります

児童・生徒のみなさんにとっては、楽しみにしている冬休みとなります。2学期は、「学校行事」「学部行事」「学年行事」など たくさんの行事がありました。  今月の「けやき」では、今年の締めくくりとして、「2学期をふりかえって」をテーマに、各学部の様子をお知らせいたします。

小学部

残暑の中で始まった2学期も、早いもので終わろうとしています。1年生は、学校生活に慣れしっかりと学習に取り組めるようになり2年・3年生は、勉強や遊びにのびのびと向かう姿が見られました。初めての校外宿泊で緊張の中にも期待感を感じた4年生、5年生は2度目の宿泊体験で、日中のコスモワールドやあゆみ荘での過ごし方にも余裕を感じました。修学旅行で6年生は、ディズニーランドのたくさんのアトラクションを楽しみ、葛西臨海水族園では大水槽を泳ぐ魚たちにくぎづけになりました。今年度のしめくくりの時期を迎えますが、保護者のみなさまのご理解、ご協力をいただきながら、子どもたちの成長を支えていきたいと思いますので宜しくお願いいたします。

中学部

2学期は、各学年の宿泊がありました。1年生は愛川ふれあいの村へ、11月紅葉が始まった美しい山々、青空の下ハイキングや野外活動を楽しんできました。初めて2泊したにも関わらず夜間みんなぐっすりでした。2年生は9月にやはり愛川へ。エアトランポリンを楽しんだり、ダムの観光放流の迫力に目を見張ったりしました。3年生は11月修学旅行で京都へ行きました。文化祭で背景に用いた金閣寺の輝きを実際に目にし、トロッコ列車に乗り、竹の小道をそぞろ歩き、映画村の忍者にびっくり。本当に日本は奥深いワンダーランドです。12月寒さをつき、マラソン大会が行われました。保護者の皆様の応援もあり、普段より張り切った人も多かったようです。瀬谷中下瀬谷中の個別支援学級の皆さんとも交流を深めました。

高等部

2学期は各学年とも現場実習が設定されています。1年生は、初めての実習。2年生は、3年での実習を見据え。3年生は、卒業後を念頭に。期間は、学年によって、個人によって異なりますが、生徒たちは大いに活躍していました。「実習ごくろうさん会」のVTRには、自信に満ちた顔、顔、顔。実習前より、はるかに頼もしく感じられました。実習は、子どもを通して、学校での学習とご家庭での指導が総合的に評価される場でもあります。身辺自立、移動能力、作業能力、意思交換、活動参加、自己統制・・・。子どもの自立に向けて、保護者の皆様と更なる連携の必要を感じた2学期です。文化祭や遠足などの行事もこの2学期には設定されています。めまぐるしさが否めない面はありますが、生徒の「活躍」がひしひしと伝わる学期でもあります。

高等部分教室

始まった頃には終わりの見えない長い学期に思えた2学期ですが、終わってみればあっと言う間だった印象があります。大和東高校の東翼祭への参加から9月がスタートし、10月には本校文化祭参加、10月末から11月半ばまでは実習、という感じの行事続きで、落ち着いて日々の学習に取り組むリズムが戻ってきたと思ったら、もう学期末でした。2年生は今学期のどこかで高等部生活の折り返し点を越えました。厳しい実習を全員が乗り越えたことで、最近ではますますいい味を出しています。1年生は行事続きの日々の中で、クラスらしさや集団意識の成長を見せてくれました。相変わらずにぎやかな分教室ですが、いよいよ全学年がそろう4月に向けて、さらなる成長と団結を3学期に見せてほしいものです。


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