更新年月日・2007年3月16日




卒業、そして次のスタート台に向かって

高等部の晴れやかな卒業式、次のステップへの節目の小中卒業式、それぞれに大きな区切りを越えました。特に高等部卒業生の一人ひとりの将来への思いはさまざまでありましょう。

学校で学んだことがどんな形で役に立ってくるのでしょうか。学校で学んでほしいと願ったことが実現できたのか、もっとこんなこともあんなことも学んでもらいたかったという気持ちもありますが、卒業生の心と体の中に自信という形で残ってくれたら本当に嬉しいと思います。

これからは少しずつそれを膨らましていければいいのですから。社会の中で生きるとき、地域の中で暮らすとき、卒業生が困らないで胸を張って元気に動けるいけるための知恵袋をお渡しできたならばよいのですが、私どもにとってはそれが一番気にかかることです。

近年の携帯メールに代表される間接的コミュニケーションがいろいろなトラブルを生んでいることは、本校の生徒に無関係ではありません。巧妙に仕組まれた詐欺、簡単にお金を借りることができる金融業など危険が溢れています。青少年をだます大人社会にさらされるわけですから、保護者の皆様にとっては卒業の喜びとともに心配ごとも多くあると思います。

卒業生の保護者の皆様もできるかぎりよい情報を得る場とお互いに支えあう場をつくっておいてほしいと思います。卒業生はまだまだ自分を守る術は強くありません。どうぞ彼らの羽根がしっかりしてくるまで注意深く温かい目で見守っていてください。同窓会という組織が本校卒業生とその保護者でつくられています。卒業したあとも本校で築いたきずなを保っていってもらえればよいと思います。

過日、本校に関係するNPO法人の事業所等の方々にお集まりいただき、送迎や放課後のサービスなどに係わる諸々の課題を話し合いました。これまできわめて高いニーズがありながらも実現しなかった支援が今次々と生まれてきています。特別支援学校としていろいろな関係機関とネットワークをつくる連携が今後の課題の大きなひとつです。

また、瀬谷区社会福祉協議会が育てた瀬谷区災害ボランティアネットワークがこのたび発足しました。過日泉区でも災害ボランティアの協議会IHネットの総会がもたれました。その中身はこれからつくり上げていくということになります。しかし、災害弱者とか要援護者とか呼ばれる子ども、高齢者、障害者、外国人などにとって災害ボランティアはなくてはならない存在です。

これらのネットワークが有効に機能するにあたって問題になることは、法規制上個人情報を保護しなければならないということと、反面で個人情報が不可欠という相矛盾した側面があることです。連携の中身を濃いものにしていけるかどうかは、このことをどのように克服していけるのかにかかっているといえます。いずれにしても始まったばかりの取り組み、私たちにとって大きな期待を寄せているものだけに互いに支えあっていきたいと思います。

                                     (校長 菅原 雅彦)


小学部の様子

小学部1年生

「マクドナルド」「ウエンディーズ」まで校外活動にいってきましたよ

2月26日(月曜日)に、1年生最後の校外活動に行ってきました。21人という大人数のため、2クラスずつ瀬谷駅にある「ウエンディーズ」と「マクドナルド」に分かれてポテトやハンバーガー、ジュース、ナゲットなど、子どもたちが好きなものを沢山食べてきました。3学期の校外活動ということで、子どもたちの実態を考慮して、カウンターに行き、ほしいものを注文したりお金を払ったりするなど、買い物体験も行いました。どの子どもも、楽しい活動となったようで、帰りのスクールバスの中では、「○○食べたよ〜」「おいしかった!」という声があちこちから聞こえてきましたよ!

小学部3年生

「コロッケを買いに行こう!」

小学部3年のみんなは、生活の時間を使ってコロッケを買いに行く練習を重ね、実際に精肉屋へ行ってコロッケを買いに行きました。コロッケ1個は60円。教室では模型のコロッケを使ってお財布から60円を取り出し、10円玉6枚を並べた写真の上にお金を並べたり、ペットボトルの蓋の裏に10円玉の絵を貼り付けそこにお金を入れたりして確認しました。「これください」や「ありがとう」などお店の人との会話も練習しました。精肉店に行き、一人ひとりおじさんの手の中にしっかりお金を渡しました。レシートと揚げたてほかほかコロッケを手にして学校へ戻り、コロッケを食べました。自分で歩いて買いに行ったコロッケ。とっても美味しかったようですぐに食べ終えていました。3度目に行った時、おじさんが、みんなのためにやり取りをするカウンターの前を大きく広げてくれていました。みんなの行動が、周りの人の意識も少しずつ変えることができると知って嬉しく美味しく楽しい買い物学習となりました。

小学部5・6年生

『あーすぷらざ』に行ってきました!

スクールバスに揺られること1時間弱、本郷台の駅前にある「地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)はとても変わった形の建物でした。不思議な建て方でエレベーターの表示に「4F」が無いのがみんなの疑問。よくわからないけれどとにかく「5F」を押してこどもの国際理解展示室に到着しました。はじめは民族楽器や民族衣装を展示してあるコーナーに行きました。竹や木でできたぬくもりのある楽器の音はどこか懐かしい。スチールドラムはすり鉢状の洗面器のような形をしていて叩く場所によって音が違います。「ド、レ、ミ・・・」と音階を楽しんでいる人もいました。民族衣装はいろいろな国の物が揃っていて「う〜ん、どれを着ようかしら」悩むことしばし。中国や韓国、ドイツ、モンゴル、「へぇ、アフガニスタンってこんな服装なんだぁ」と先生達もお勉強していました。オート三輪や輪タク、アジアの国の家屋も体験でき、ベトナムのお店に展示してある焼き鳥の模型やお菓子の模型を持ち去ろうと必死の人もいましたよ(?)。さて、次はメインのこどもファンタジー展示室。いろいろな小部屋に別れていて、マイクに向って声を出すとスクリーンに波形がうつったり、壁のジョロの絵に触るとお花に水をやる音が出たり。ドアノブをさわったら「入ってます!」って言われちゃいました。鏡張りになった部屋や真っ暗闇の部屋などもあり、みんな不思議体験しましたね。床が透明になっていて下にかわいい町並みのジオラマが広がっている所は特に人気だったようで、みんな床に寝そべって電車が走る様子などに見入っていました。なんだか鳥になったような気分でしたよ。6年生は去年に引き続いて見学したわけですが、やはり1年目と2年目では違う興味を持ち違う体験ができたようです。内容が盛りだくさんでとても充実した楽しい一日となりました。 


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