更新年月日・2009年3月10日




明日に向かって羽ばたこう!

中庭の梅も終わり、春が駆け足で近づいてきます。3月は別れの季節、そして出会いの4月がやってきます。思えば私がP谷養護学校に転任してきたのが一年前でした。一年間、この学校には保護者、あるいは地域から何が求められているのか?社会に還元できるものはあるのか?そうした自問自答をしながら本校の進むべき道筋を模索してきました。

その方向性の一つが以前にお伝えした「P谷養護学校の未来予想図」です。社会の急激な変化と過大規模化の現状、この地域に長年あり続けるP谷養護学校の存在の意味、様々な観点からその予想図の実現に向けて検討中です。2学期末には臨時の職員会議を開いて意見を戦わせ、職員からの意見を集めました。それに加えて、保護者の皆さんからいただいた学校評価のアンケートとご意見、これらをきちんと反映していく必要があります。

また先日の職員会議で、年間の反省について協議しました。「反映されない反省は単なる愚痴」ですから、変えられる可能性のある課題は一つひとつ解決を図らなければいけないと思っています。

3月はこのように反省と総括の時期でもあります。残念ながら、すべての夢がすぐに実現するというわけにはいきませんが、「できることはすぐやる」主義の校長ですから、未来予想図を現実のものに変える作業を粛々とやっていこうと思っています。皆様のご意見を伺ったり、提案することも出てくると思われますので、どうかよろしくお願いいたします。


さてもう一つ、3月は卒業式のシーズンです。長年慣れ親しんだ校舎を離れて、新たな社会に巣立つ生徒達を見送らなければなりません。それは寂しいことでもあり、巣立ちを見送る親鳥のような期待に満ちた気持ちでもあります。どこに行っても、P谷養護学校で学んだこと、ここで集った仲間のことを忘れず、明るく元気に過ごしてほしいと心より願っています。保護者の皆様におかれましても、これまでの子どもたちのがんばりと成長を改めて見つめていただき、ひとりの社会人として扱っていただければと思います。

本校の校歌にありますように、「僕たち瀬谷の子は、明日に向かって羽ばたこう!」このフレーズを合い言葉にして、社会人一年生として胸を張って旅立ってほしいと思います。

皆様、一年間ありがとうございました。

                                       (校長 田村 順一)


この1年間を学部ごとに振り返ってみました

小学部〜1年間をふりかえって

ひとりの子どもをめぐって「1年間をふりかえる」ことなら書けるかもしれません。でも、片方で大きく変化した子どもがいて、そのことを語ろうとすれば、他方には見かけの変化があまりない子どもがいます。また、変化してかえって心配が大きくなってきたという場合もあります。この1年間、喜ばしいと思った気持ちの総量と苦しいと思った気持ちの総量でみなさんはどちらが多かったでしょうか。世の中全体はひどい景気後退が進行しており、学校現場でも嬉しいニュースが激減しているので、「せめて子どもを見る目は温かい目で」と思っているせいか、表情に余裕ができて笑顔が自然に出ている子どもが目につきます。

中学部〜1年を振り返って

4月に過去最高の86名という大人数でスタートしました。新生活に慣れる間もなく行われた運動会では、初めて用具係りに保護者のお父さん方にお手伝いいただき、何となくアットホーム?な雰囲気の中で行われました。学習発表会も各学年の特色がよく出ていて楽しいステージでした。また、3年生の修学旅行や、1、2年生の宿泊学習も思い出深いものがありました。

日々の生活の中ではなかなか感じ取れないのですが、4月の頃を思い出すと、体も行動も成長していて、「あっ、大人になっているな〜」というのを実感します。そこには、保護者の皆さんや担任の努力だけでなく、子どもたち自身の成長力を感じることができた1年でした。

高等部〜充実した1年でした

学校・学部行事、部活動、修学旅行・宿泊学習や遠足、現場実習・・・。高等部の1年間を振り返ると、人気タレント並みの過密スケジュールです。いったいいつ勉強してるんですか?と質問されそうですが、毎日の学習に加えさまざまな経験を積むことで、生徒は社会人としてのスタートに備えているのです。お子さんの1年前と現在を比べてみれば、確かな成長の跡が認められるのではないでしょうか。

今年も大活躍だった部活動のうれしい最新ニュースをお知らせします。サッカー部が特体連冬季サッカー大会で優勝。和太鼓部は日ごろの活動と地域への貢献を認められて県高等学校文化連盟から表彰されました。高等部は輝いていますよ。

分教室〜「あっという間の1年でした。数々の感動にカンパ〜イ!」

とにかく分教室は行事が多く、余韻に浸る間もなく次がやってきます。入学式(始業式)から始まり、修学旅行(1、2年は宿泊)、2回の遠足、何回行ったかすぐに言えない校外学習、本校の行事の他に大和東高校の文化祭(これは生徒達にはなかなかの人気です)にも参加し・・・気がつけば卒業式になっていました。分教室1年目の私にとっては、生徒達の順応性の良さと、教員集団のパワーに圧倒されっぱなしでした。私個人的には、学期末の「納め会」が好きで、大笑いをした後乾杯し、その学期を締めくっていました。生徒達の芸は、ただでお見せするのはモッタイナイくらい本当に完成度の高いものです。芸達者な3年生が卒業し、寂しい限りですが、すぐ4月には15名の新入生を迎えます。新人のタレントの発掘がこれからの楽しみです。


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