更新年月日・2011年1月31日




年頭にあたって

年があらたまって早1ヶ月になろうという今日この頃ですが、2011年(平成23年)最初の号ですので年頭のご挨拶を申し上げます。昨年までの保護者の皆様や地域の方々のご支援・ご協力に心より感謝申し上げるとともに、本年も瀬谷養護学校をよろしくお願いいたします。

今年の干支(えと)は卯。卯はウサギで、跳躍・飛躍の意味でよく使われますが、若葉が生い茂った状態を示すとも言われています。児童生徒をはじめ、本校に関係するすべての皆様の上に新たな飛躍があり、さらに若葉が茂ったようなさわやかな1年を過ごすことができますよう祈念いたします。

さて、3学期は学年のまとめであり、卒業の時期でもあります。一方、一区切りの時期であり次年度への体制作りの時期でもあります。保護者の方々や学校評議員の方々からいただいたご意見を基に、より良い指導をめざし、学校運営をより飛躍させたいと思います。

次に国の動きですが、昨年1月から始まった「障がい者制度改革推進会議」(以下、「推進会議」)から少し引用します。

「推進会議」は12月17日現在で29回開かれ、今回「障害者制度改革の推進のための第二次意見(案)」が出されました。この中にある教育についての意見を見ますと、「日本における障害者に対する公教育は特別支援教育によって行われており、法制度として就学先決定にあたっては、基準に該当する障害のある子どもは特別支援学校に就学する原則分離別学の仕組みになっている。」と現状を述べています。

この書き方だけを見ますと、「原則分離別学の仕組み」については障害のある子どもは特別支援学校にのみ就学することになっているように読み取れます。しかし、現在少なくとも神奈川県では障害のある子どもも一般の小中学校に数多く就学しており、「支援教育」を基本理念にあげ、きめ細かな支援を学ぶ場に限定されずに提供しようとしています。この点では我々の身近ではインクルーシブ教育システムは徐々に深まりつつあると考えることもできます。

様々な考え方が錯綜する中で、今年の方向を展望するため、今後も具体的にどのような動きが出てくるかに関心を持っていきたいと思います。

                                      (副校長 加藤 哲也)


学校間交流について

小学部

小学部では、横浜市立上瀬谷小学校と横浜市立大門小学校と学校間交流を行っています。

両校とも、作品を相互に見合う機会も設けているほか、大門小学校とは、本校5年生と大門小の個別支援学級が相互に訪問し、短い時間ですがお互いの発表を見合っています。

上瀬谷小学校の3年生は本校に2回来校しています。また、個別支援学級のみなさんが、みんなの時間に参加しています。どちらもゲームなどを中心に交流しています。

中学部

中学部では、毎年2学期に実施しているマラソン大会に近隣の南瀬谷中学校や下瀬谷中学校等の特別支援学級に参加を呼びかけ学校間交流を行ってきましたが、今年度からは、瀬谷区内の中学校の特別支援学級の中から本校中学部との交流を希望する学校を調整してもらう形式となりました。

中学部の学校間交流では、マラソン大会にともに参加し、一緒にグラウンド及び外周路を周回し相互に目標の達成に向けてがんばる気持ちを共感する、表彰式を通してお互いの健闘を喜び合う、本校3年生とのゲーム等の活動を通して親睦を深めるといったことを主な内容とねらいとして直接的な交流に取り組んでいます。

また、特に本校及び交流相手校の3年生とっては、高等部進学時に同級生となる生徒がいる可能性があることや、本校生徒にとっては特別支援学級の生徒との交流を通じて普段とは違った刺激を受けることができることもこの学校間交流を行うことの大切な意義として捉えています。


交流フェスティバルの報告

昨年末、12月12日(日)に交流フェスティバルが行われました。第2回目となる今年度は交流フェスティバル実行委員会という形での開催となりました。本校職員、PTA保護者以外にも「瀬谷養護学校と地域がもっとつながるために」というイベントの主旨に賛同してくれた地域の団体や関係団体の方も実行委員として参加いただきました。本当に多くの方に支えられてのイベントとなりました。参加団体やボランティアの数も増え、当日はよい天気にもめぐまれたこともあり、前年度を上回るたくさんの来場者がありました。

多くの感想をいただいておりますが、その中からいくつかの感想を紹介します。

  • (来場者より)とても盛りだくさんで楽しかったです!来年も来ます。
  • (来場者より)来たのが遅くて、フランクフルトやカレー、豚汁、売り切れていて残念でした。
  • (ボランティアより)地域ぐるみで盛り上がっていて素晴らしいと思います。
  • (ボランティアより)様々な年代の方が参加しており、お話しする機会がとても多かったです。
  • (参加団体より)色々な方がたくさん来ていて楽しかったです。また、参加させてください。
  • (参加団体より)昨年より出店数も増え、おまつりらしくなったかなあ〜。

まだまだ、課題も多々ありますが、長く続くイベントとなるよう工夫、改善を図りたいと思います。

もちつき バザー会場 段ボール迷路 地域コーナー 作品展示 ステージ

瀬谷養護学校の地域センター的機能について

あけましておめでとうございます。瀬谷養護学校も40周年の新春を迎えることができました。これも、40年の長きに渡り、地域の皆様に支えられたお蔭です。

支援教育を目指している神奈川県において、特別支援学校の地域センター的機能の取組は、国に先駆けて進められてきました。瀬谷養護学校では教育支援・連携支援・進路支援各チームから構成する連携支援グループを中心に、全校で取り組んでおります。まだまだ課題はありますが、少しでも地域の方に知っていただき、大いに活用してもらいたいと思っています。相談、問い合わせなどがありましたら、支援室にお電話ください。

幼稚園・保育園・小学校・中学校・高等学校への支援、支援を必要とする子どもに関する相談

校外の相談は、昨年度43ケース343件です。地域の保護者・子どもからの電話・来校等の相談です。学校との連携も図りながら進めています。発達障がい、不登校相談も増えています。

巡回相談は、昨年度22校45回297ケース360件です。小・中学校だけでなく、幼・保、及び高校からの巡回要請も来ています。

関係機関との連絡・調整(教育・福祉・医療など)

教育機関との連携は、小・中学校特別支援教育研究会、高等学校教育相談コーディネーター連絡会議、大和市巡回相談チーム会議、綾瀬市教育相談チーム会議、特別支援学校横浜連絡会に参加しています。

福祉機関との連携は、瀬谷区・旭区・泉区・大和市の各地域自立支援協議会、放課後支援事業所連絡会に参加しています。

その他、相談ケースを通じて各機関との連携を深めています。

地域の学校・関係機関等への研修協力

小・中・高校や親の会からの依頼で講師を派遣しています。

瀬谷養護学校公開講座を今年度は夏・冬に全6講座を行い約160名の地域の方の参加がありました。

校内の相談

保護者や担任からの相談が昨年度90ケース661件です。ケース会議を開いたり、PT、OT、ST、心理士との連携を図ります。

地域とのつながり

居住地交流、地域交流、学校間交流、交流フェスティバル、余暇活動支援、ボランティア育成・活用などを行っています。


このページの先頭へもどる

このページに関するご質問は、神奈川県立瀬谷養護学校にお問い合わせください。 ⁄ サイトポリシー・免責事項・著作権