更新年月日・2011年11月14日




宿泊学習のシーズンを終えて

10月から11月にかけては、遠足や校外学習で子どもたちが学校外へ出る機会が多くなりますが、特に小・中学部では宿泊を伴った行事が続きました。

小学部4年生は1泊2日であゆみ荘と歴史博物館へ、6年生は修学旅行で、東京ディズニーランドとキッザニアを訪問しました。中学部では、1年生がこどもの国に1泊し野外炊事を、2年生は愛川ふれあいの村で2泊3日を過ごし、3年生は京都への修学旅行を楽しみました。個々の活動については、学校のホームページで詳しい様子をご覧ください。

公共の施設や交通機関を利用した活動は、他の校外活動でも行いますが、子どもたちにとって普段とは違う場所で寝るという体験は、自立と社会参加に向けて、特に貴重なものになると信じています。多くの人間は新しいことに取り組むことを躊躇しますが、特に特別支援学校に通う子どもたちには、この傾向が強いようです。そんな子どもたちも活動に見通しを持つことができると、落ち着いて参加し、活動を楽しめることが多くなります。どのように一人ひとりの子どもに見通しを持たせるかが教員の腕の見せ所で、瀬谷養護学校では日々チームで情報や意見を交換しながら指導方法を工夫しています。2日間、あるいは3日間友だちや教員と様々な新しいことに挑戦したという経験は、本人にとって大きな力になったことと思います。

教員の熱意も重要です。教員も保護者の皆さんに劣らず、子どもたちに1つでも新しいことに挑戦し自信をつけてほしいという思いを持っています。そのことを特に強く感じたのが、2年連続で参加させていただいた中学部の宿泊学習でした。2日目のハイキングで全員を完歩させるために、1日目の夜に生徒たちが就寝してから、一人ひとりの体調や、起こり得るすべての可能性について話し合い、対応策を考えて実施したことです。中学部では普段から朝の体力づくりや体育でのマラソンで持久力や忍耐力を養っていますが、生徒がみんなあれだけ歩けたことには感動しました。

子どもたちは、自立と社会参加に向けて少しずつ力を蓄えていきます。子どもたちも一日一日頑張っていますが、それを加速させるのは保護者と教員の協力、地域の皆さんの理解と支援だと考えます。今後とも協働に力を入れてまいりますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

                                              (教頭 山田 均)


地域との交流の様子

この地に瀬谷養護学校が開校して41年、今も昔も、朝の通学から始まり、子どもたちの毎日を見守る地域の皆さんの笑顔があります。学校で行われる学習発表会や運動会に、応援に来てくださることもあります。近年では中学部の授業のゲストティーチャーとして参加、高等部生徒と公園愛護会の共同清掃など、地域の方とともに活動する機会も増えてきました。いろいろな形の地域の皆さんとのふれあいは、子どもたちが学校で過ごす時間をより豊かなものにしていることを日々実感しています。

そして、地域の皆さんと実行委員会を作り、本校を会場として開かれる、交流フェスティバルも今年で3 回目を迎えます。今年もぜひ多くの方に来場していただき、楽しんでいただけるよう準備を進めています。


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