更新年月日・2013年12月19日




まっちゃんMEMO  (教育活動支援グループリーダーのつぶやき)

行動を理解するために その2

その昔、まだ私が若かりし?頃、小学部の昇降口から教室に向かう校舎の廊下のところで寝転がって騒いでいる小学生を発見しました。

どうしたの?」と声をかけようとした瞬間、柱の陰から様子を見ていた担当の先生から、「今は声をかけないで!」と言われました。一瞬、「え?」と思った私ですが、あとで話してくれたのは、次のようなことでした。

その子に望みたい行動は 「途中で寝転がらずに教室に行くこと」

→その子は先生に相手をしてもらうのが好き

→途中で寝転がると、誰かが声をかけてくれるのを知っている

→だから、誰かが声をかけてしまうと、その行動は彼にとって嬉しいので、何度でも試してみたくなってしまう(一人で教室に行くことよりも楽しいし…)

→そこで、声をかけられなければ「寝転がる」という行動は、彼にとって意味がなくなる

→そして、教室までたどり着いた時に、相手をしてくれる先生が待っていれば、彼は寝転がることをせずに、まっすぐ教室に向かうようになる


なるほど…。私たちは、泣いたりわめいたりしている子をみると、つい相手をしてしまいたくなりますが、そうでないコミュニケーションの仕方を身につけて欲しい場合は、危険を伴わない限り「あえて相手にしない」。そして「どうすれば相手にしてもらえるのか」望ましい方法をセットで教えてあげることも必要なんだ…ということを学んだひとときでした。


                                (教育活動支援GL   松島 ふみ子)

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