更新年月日・2014年7月15日




まっちゃんMEMO  (教育活動支援グループリーダーのつぶやき)

イメージをもつのが苦手なこどもたちのこと

発達障害と言われる方の特徴として、「想像力の障害」があげられています。

「え? 想像力の障害って、イメージできないってこと?」

そうなんです。私たちは言葉を聞いた時に、それが知っているものならば、ある程度、頭の中に映像が浮かびますが、ひとつの言葉イコールひとつの映像…という結びつけ方をする人たちにとっては、実は難しい作業だったりするようです。


それここに置いて」と言われた時に、昨日の「それ」はコップのことで、「ここ」は机の上だったのに、今日の「それ」は帽子のことで、「ここ」はロッカーだったりすると、もうわからなくなってしまう…。ひとつの言葉がいろいろな意味に用いられるこそあど言葉(ここ、そこ、あそこ、こっち、そっち、あっち、これ、それ、あれ…などなど)は、特にそれが慣れていない相手だったり場面だったりすると、私たちでも何のことを言っているのか予測するのに苦労するものです。まして、言葉と映像を結びつけるのが苦手で、ようやく言葉と映像を1対1で結びつけて覚えたこどもたちにとっては、我々が思う以上に、相手の言うことを理解するのは困難だと思った方がよいでしょう。


言葉を聞いて動けているようにみえても、実は話している人の目線だったり、指さしだったり、過去の記憶だったり、まわりの友達の動きだったりするわけで、本当にイメージできて動いているのかどうかはわかりません。試しに一人きりの時に、無表情で身振り手振りなしで言葉だけで伝えてわからなかったら、その言葉を理解しているとは言えないのかもしれません。では、何に気をつけてあげればよいのかは次回に…!


                                (教育活動支援GL   松島 ふみ子)

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