更新年月日・2016年3月9日




まっちゃんMEMO  (教育活動支援グループリーダーのつぶやき)

「子どもの心を読む」

何号か前にこの欄で、わざとひっくり返って泣きわめいている子に「どうしたの」と声をかけたら「今は声をかけないでください」と叱られた若かりし頃の話を書きました。その癖は今でも抜けず、ついいたずらや困ったことをしてくる子どもたちに対して声をかけてしまい、「あ、しまった」と反省するのでした。


「それをすることで注目してもらえると思ったら、その子は何度でも、いつまでもその行動をし続けるでしょ。命や怪我などその子に危険が伴わない時は、『見て見て行動』に反応してはいけない」と教わったはずでした。


それから数十年?たったこの年になっても、まだまだ身につきません。(小さい子の場合は、ついかわいくて、大きい子の場合は、ついやめさせたくて関わってしまうのでした)


周りの人の反応が、その子をよくも悪くもする。そう考えた時、私たち子どもを取り巻く大人の何気ない行動が、実は大きな影響を持っていることに気づきます。

声の大きさは? 声の調子は? 目線は? 口元は? 顔の表情は? 子どもとの距離は? 体への触れ方は? 振り上げた手の角度は? 体の向きは? 間の取り方は? …などなど。


子どもたちは、自分が投げかけた行動に「どう相手が反応するか」をよく見ています。子どもたちの目に、私たちはどう映っているのでしょうか。

「してやったり…」と思うこともあれば、「どうしてわかってくれないのか…」と思っていることもあるでしょう。もし、言葉で伝えられたら、彼ら彼女らはきっと言いたいことが、たくさんあるんだろうなあ、と思うのでした。


言葉にならない思いが行動になっている、と考えれば、また違った目でみてあげられるような気がします。伝えられない、伝わらない苦しさを少しでも読み取ってあげたいものです。



今年度も、まっちゃんMEMOに目を通してくださった方々に感謝します。

子どもたちの理解や成長が、ゆっくりであることを考えたら、 すぐに結果を求めるのではなく、「熟成期間」を待ちたいと思います。

「続けること」と「見守ること」と「わかってあげること」を大事にしていきたいです。


                                (教育活動支援GL   松島 ふみ子)

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