更新年月日・2016年11月15日




まっちゃんMEMO  (教育活動支援グループリーダーのつぶやき)

「ちょっと待っててね…」

「ちょっと待っててね」

子どもたちに向かってよく言うセリフです。


「ちょっと」って、どれくらい?

自分が思っている「ちょっと」と、相手が思っている「ちょっと」は、違うかもしれません。「少々、お待ちください」と言われて、なかなかつながらなかった電話に、いらいらしたことはありませんか?


最近は病院の診療の待ち時間も、番号札があったり、バスの到着時刻がネットで確認できたりするなど、世の中でも「待つ」ことに対するストレスを軽くする方法が、取られるようになってきました。

「待つことも練習」と言いますが、それは「いつまで待てばよいか」を示した上での話です。

「いつまで待たなければならないか」が伝えられているか、待っている間にすることがあるか、ないか。それによって、イライラ度が違ってくるものです。


『時間』の感覚がつかめない子に「待っててね」という時には、「どのくらい待てばよいのか」を添えてあげることが、その子を安心させるのに必要なことなのではないかと思っています。


1番○○○○、2番○○○○ と順番で伝える方法

○○分までね、と時計やタイマーで示す方法

音楽1曲分や、絵本1冊分。

10数える間…というのもありますね。


人身事故に遭遇した電車に乗っていた時、車掌さんが、何分かおきに今の状況と運転開始の見込みを、その都度伝えてくれたことで、車内のイライラ度が小さくなったことがありました。


いつまで待たされるのかわからないまま、ただじっと待っていた子が、我慢できずに怒りだし、そのことでさらに叱られている光景を目にした時、なんだかなあ…と思った私でした。


目に見えない時間、わかりにくい言葉の中を 手探りでもがいている子どもたちに、私たちは何ができるかなあ、とつくづく思うのでした。


                                (教育活動支援GL   松島 ふみ子)

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