更新年月日・2016年12月15日




まっちゃんMEMO  (教育活動支援グループリーダーのつぶやき)

「ことばの理解」

「ことばの理解」とひと口に言っても、いろいろな状況が考えられます。

『この子は、ことばを理解して動けています』

『日常生活の中で使うことばは、理解できています』


一見、言われた「ことば」を理解して動いているように見えても、実は話されたことばの中の、知っている単語をつなぎ合わせて想像しているだけ…ということがあるのではないかと、思うことがあります。


それは英語で話しかけられた時、うまく聞き取れない部分や、わからない単語があっても、話している人の雰囲気やジェスチャー、目線、表情などから予想する。そんな状況に近いのではないかと思います。


たとえば本校の子どもたちに、ドアの方を向いて「窓をしめて」と言った時に、ドアの方に向かっていったり、カバンを指さしながら「タオルを持ってきて」と言った時に、カバンを持ってきたりすることがあるのは、彼ら彼女らが、実は「ことば」だけを頼りにして動いているのではない…ということを示すよい例ではないかと思います。


今は街中でも、場所や方角を示す記号やマークを、あちらこちらで目にするようになりました。

赤信号の待ち時間がランプで示されていたり、色別で行き先が示されていたり…と「時間がわからない子どもにも」「字が読み取りにくくなったお年寄りにも」「漢字が読めない外国籍の方にも」優しい街づくりになってきました。


ことばの「意味を読み取るところで、すでに疲れてしまわないよう」ことばだけに頼らない、いろいろな形での伝え方を心がけていくことは、「本当にやってほしいこと」がストレートに届く近道ではないか…と思うのでした。


そうでなくても、まわりの状況が読み取れなくて、困っている子どもたちです。ことばで伝える時も、たくさんの中から選びとらなくてもすむよう、話しかける「ことば」は簡潔(場合によっては、一語文や二語文で)を心がけたいものです。


「なんて言われているのかな」「何をするように言われているんだろう」ドキドキしながら、話を聞かなくてもすむように…(あ、それって海外に行った時の自分のことかもしれません…笑)


                                (教育活動支援GL   松島 ふみ子)

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