更新年月日・2017年2月15日




まっちゃんMEMO  (教育活動支援グループリーダーのつぶやき)

「できるようになりました」??

単語くらいは知っていたはずの英語。なのに、いざ話そうと思ったら、あー、頭が真っ白になって何も言えないまま終わってしまった。そんな経験をしたことは、ありませんか?


『学んだことが使える場面が用意されていなければ、使えるようにはならないし、使わなければ、せっかく覚えたことも消えてしまう。』


このことは、子どもたちに「何かを学んでもらおう」「身につけてもらおう」とする時に気をつけたい点でもあるのでした。


たとえば…「ひらがなが読めるようになってほしい」

それで、50音の文字を学習した。

そして、一文字一文字は読めるようになった。

さて、では…それを活かせる場面は「どこかに」用意されているでしょうか。


「読めてよかった」「読めて役に立った」という実感がなければ、学んだことを使おうとは思わないし、使わなければ忘れられてしまいます。


わたしたち大人は、つい「あれもこれも」身につけてほしくて、欲張りになってしまうのですが「あれもこれも」やってみたら「あれもこれも」うまくいかなかったということも、ないわけではありません。


それは、大人の思いだけが先行して、子どもたちの中に「これは使える!」とか「覚えていてよかった!」とか「できてうれしい!」という感覚がうまく育っていなかったためではないかと思うのでした。


ひとつのことが身についたら、「さらに次を」と思いたくなるのは山々ですが、その「できた」と思ったことが「いつでも」(時間がたっても)、「どこでも」(初めての場面でも)、「誰とでも」(知らない人とでも)、同じようにできるかどうか、確かめてみてから「次」に進むとよいのかなあ…と思います。


「学校の先生はね、『学校ではできるんですけど』とか『私とはできたんですけど』というけれど、それは『できる』ことにはならないんですよ」とは、ある進路先の所長さんのことばです。

サイン、文字、ことば、色、形、数字、時計、計算、お金… よくある学習内容ですが覚えたことを「消滅」させないように、覚えたことを楽しんで使える場面をいっぱい用意してあげられると、お互いにうれしくなるかなあ、と思うのでした。


                                (教育活動支援GL   松島 ふみ子)

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